わが家は幽世の貸本屋さん -黒猫の親友と宝石の涙-
ことのは文庫
あやかしに育てられた夏織と祓い屋の水明、立場を超えた愛を情感あふれる筆致で綴る、ジレジレ恋愛模様のあやかしファンタジー!
人でありながら幽世の貸本屋を営む夏織は、ある日、隣家の鬼女・お豊が出産間近なことを知る。
その姿に「生みの親」への思慕の念を抱いた夏織は育ての親・東雲との生活に不満を感じた自分に落ち込んでしまうが、
それを見かねた黒猫であやかしの“にゃあ”からある提案を受ける。
「覚悟があるなら話してあげる。現し世であたしが知った、すべて」
……それは夏織も初めて知る、母・秋穂と“にぁあ”の、ある約束の物語だった-!
その姿に「生みの親」への思慕の念を抱いた夏織は育ての親・東雲との生活に不満を感じた自分に落ち込んでしまうが、
それを見かねた黒猫であやかしの“にゃあ”からある提案を受ける。
「覚悟があるなら話してあげる。現し世であたしが知った、すべて」
……それは夏織も初めて知る、母・秋穂と“にぁあ”の、ある約束の物語だった-!