神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 春立つ霞の恋心
ことのは文庫
春爛漫の京都。孤独な俳優の素顔。壱弥の過去。舞い散る花びらと共に明かされる切ない家族の記憶。
梅の花こぼれる京都・東山。神宮道のそばにある探偵事務所で、ナラは相変わらずぐうたらな探偵・壱弥の世話を焼いていた。
下鴨神社の「流し雛」の日、元人気俳優から舞い込んだのは、亡き母から届く「謎の手紙」の調査依頼。
依頼人のおぼろげな記憶を紐解き、夜桜の幻影を追い、恋心や家族の絆に向き合うナラ。
そんな彼女のひたむきな想いに、壱弥の心もまた揺れ動いていく。失くしたものを見つける二人が、春の光のなかで導き出した真実とは――。
読むと京都を歩きたくなる、めぐる縁に心がほどける優しいミステリー第5弾!






