神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル 秋霖と黄金色の追憶
ことのは文庫
京都在住作家の紡ぐ、読むと京都を歩きたくなると評判の日常系ミステリー第3弾。探偵と女子大生のコンビが解き明かす新たな謎とは?
慌ただしい夏が過ぎ、秋も深まる京都東山。
神宮道のそばにひっそりと佇む探偵事務所で、弁護士志望の女子大生・ナラは、ぐうたら探偵・壱弥とともに秋をめぐる様々な謎をひとつずつ解き明かしていく。
ある日、亡き祖父の遺品である懐中時計を誤って壊してしまった彼女は、壱弥の紹介で街の小さな時計屋を訪ねることに。
しかし、そこに現れたのは壱弥の過去を知る人物で――。