はたらくぽんぽこ神様 ~野の花商店街のおかず屋さん~
ことのは文庫
「カワイイ動物たちが大活躍!もふもふ小説コンテスト」大賞受賞作!喋るたぬきの神様と、がんばるお仕事女子のほっこりストーリー。
さびれた商店街の一角にある総菜屋「ふじの」の店主・恵麻は、
亡き祖母の味を守るため、赤字続きでも細々と営業を続けていた。
ある日、店の前で倒れているもふもふな生き物を発見する。
その生き物は、自分はこの町の神様だと言う。
たぬきの神様・きぬ様は、町の住人からのお供え物もなく毎日お腹を空かせていた。
やたら食い意地の張った神様を介抱すると、
きぬ様は「お礼に店を繁盛させてやる」と言い、繁盛の“匂い”を探り始める――。
がんばる女子と、幸せを呼ぶもふもふ神様ののどかで美味しいストーリー。