透嶋さんは綾川さんと暮らすことにした
ことのは文庫
北海道・札幌で出逢った同年代の女子二人。絶景写真とともに記憶と思い出を刻む、温かくも不思議な一年限りの同居生活。
北海道・札幌。
淡々とした日々を送る社会人・透嶋怜央はある夜、帰り道で行き倒れていた女性・綾川みなもを助ける。
彼女は、大切な家族のために絶景を追い求め、東京からやって来た写真家だった。
拠点もなく彷徨うみなもに懇願され、怜央は期間限定の同居を受け入れる。同居期限は、「この地で撮ると決めた景色をすべて収めるまで」。
函館五稜郭、小樽運河、富良野のラベンダー畑……北海道を巡るみなもの写真とその清々しい生きざまが、怜央の日常に鮮やかな色を加えていく。
誰かが隣にいるだけで、世界はこんなにも違って見える。不思議な出逢いで始まるあたたかなシスターフッドストーリー。



