ハブられルーン使いの異世界冒険譚
GCN文庫
「身体で報酬を支払う——そういう【契約】でいいね?」
クラスメイト達と共に異世界召喚されたものの、親友だと思っていた友人の裏切りによって見知らぬ世界を独り彷徨うことになった秋光司。
有角の種族「魔族」が暮らすエイギーユに流れついた司は、召喚時に得た恩寵(ギフト)――時代遅れの魔法「印術」だけを頼りに、「自由傭兵」として死と隣り合わせの毎日を送っていた。
そんなある日、突然訪ねてきた幼馴染の松坂美穂乃から「妹の志穂乃を助けてほしい」と告げられた司。
彼が美穂乃と交わす条件とは――?